オンチェーン株式:取引高55億ドル、市場の動きは依然としてウォール街中心

レポート
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トークン化株式は、本来であれば従来の証券会社システムの制約を受けず、24時間365日グローバル市場へアクセスできる仕組みとして期待されています。しかし実際のデータから見えてきたのは、より興味深い事実です。市場参加者の行動は、依然としてウォール街の取引時間に大きく左右されています。
 
当社は、Ondo Global Marketsのオンチェーン取引データを分析した最新レポートを公開しました。対象となったのは、2026年5月までの累計55億ドルの取引高、280万件の取引、18万以上のウォレットです。データには、イーサリアムおよびBNB Chain上で取引されるトークン化株式、ETF、コモディティ、その他のオンチェーン金融資産が含まれています。本記事では、その分析結果をご紹介します。
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ウォール街の時間に合わせて動く市場
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24時間365日稼働するインフラが整備されているにもかかわらず、取引高の約52%は依然として米国市場の取引時間中に発生しています。週末の取引高は全体のわずか0.55%に過ぎません。これは失敗を意味するものではなく、むしろ重要なシグナルです。株式トークンは、既存の金融システムと並行する新たな市場を構築しているのではなく、既存市場への新しいアクセスレイヤーを提供していると言えます。インフラは24時間365日利用可能ですが、投資家の行動は依然として従来の市場サイクルに従っています。

個人投資家は増加中、しかし出来高を動かしているのは大口投資家

500ドル未満の取引は全取引件数の約64%を占めていますが、取引高全体に占める割合はわずか5%です。一方で、5万ドル超の取引は全体の0.5%に過ぎないものの、取引高の35%を占めています。
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市場へのアクセスは流動性の深化よりも速いペースで拡大しています。これまで以上に多くのユーザーが参加していますが、市場全体は依然として大口プレイヤーによって形成されています。このギャップを埋めることが、次の重要な課題となるでしょう。

AI関連株が市場を牽引
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AI関連銘柄は、最近の取引高の約35~40%を占めています。NVIDIA関連の取引が全体をリードしていますが、最も強い蓄積傾向が見られるのは、AIインフラ、メモリー、エンタープライズソフトウェア関連企業です。Micron、Qualcomm、Microsoft、Snowflakeなどが代表例として挙げられます。
 
テクノロジー分野以外では、トークン化された銀と金が個人投資家から幅広い支持を集めました。コモディティやETFは、トークン化金融資産の中でも特に持続性の高いユースケースになる可能性があります。

BNB Chainとイーサリアムは異なるユーザー層に対応
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BNB Chainは総取引高の75%超を占め、参加ウォレット数でも大半を占めています。一方、イーサリアムのユーザーは平均取引額が大きく、より強い蓄積傾向を示しています。
 
同じトークン化資産であっても、どのチェーン上で取引されるかによって資金フローのパターンは大きく異なります。これらは単なる代替市場ではなく、それぞれ異なるユーザー層にサービスを提供している市場なのです。

次の課題は「発行」ではない

Bitget COOのAlvin Kanは次のように述べています。「この市場の意義は、ユーザーがローカルの証券会社システムの制約を超えたオンチェーンインフラを通じて、世界の株式、ETF、コモディティへアクセスできるようになったことにあります」
 
インフラの成熟度はすでに実証されています。今後の課題は、市場の質そのものです。流動性の向上、ユーザー定着率、米国市場時間外における価格形成の効率性、そしてチェーン間で一貫したユーザー体験の提供が求められています。当社はこれらの課題の解決に向けて取り組んでいます。
 
詳しいデータや分析については、レポート『 Beyond the RWA Hype: How Tokenized Stocks Are Actually Trading Onchain』をご覧ください。
 

Bitget Walletについて

Bitget Walletは、暗号資産をシンプルに、安全に、日常生活で使いやすいものにするために設計された、日常的な金融アプリです。世界中で9,000万人以上のユーザーに利用されており、暗号資産の送金、支払い、 運用投資をすべて行えるオールインワンの自己管理型プラットフォームを提供しています。本アプリは、グローバルな金融インフラを接続し、大規模なステーブルコイン決済やAI駆動型取引のためのプログラム可能な決済を可能にする調整インフラ「Onchain Payments Matrix」を基盤としています。ユーザーは、 暗号資産カード、QRコード決済、銀行振込、オンランプとオフランプ、アプリ内マーケットプレイスを利用し、オンラインおよびオフラインの加盟店にてデジタル資産を支払うことができます。7億ドルの ユーザー保護基金に支えられたBitget Walletは、ユーザーが資産と秘密鍵を完全に管理し続けられることを保証しつつ、より迅速で国境を越えたオンチェーン金融をサポートしています。
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